ミヤマシジミ(20):交尾(左が♀)
伸びきっていない♀の前翅は羽化直後に襲われたことを、剥げ落ちた鱗粉はその時の激闘を物語る。♂はかなり飛び古しており、さながら中年男の暴行のような図式なのだが、チョウの場合は快楽の為ではなく「子孫」という神聖な目的を果たそうとする♂の執念といえる。
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