タカネヒカゲ(29):産卵
翌日は日射しが弱い上に風が強く殆ど撮影にならなかった。この♀を見つけた時は日が射し、気温も高かったがなぜか下草に潜り込んで地下鉄のようにその中を歩き回っていた。出てきたところを撮ろうと思って見ていたら細い枝に産卵の仕草。本種の産卵行動を知らなかったのでカメラも心も準備ができておらず、とにかくシャッターを押した。右上が腹端、左下が産まれた卵のアップ。本種の食草はイワスゲだが、ジャノメチョウ科はこのように食草以外の枝や岩に産み付けることが知られている。
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