ウラミスジシジミ(9)
医王山稜線は雲が厚く、雲が薄くなった山麓で本種を探す。狙い通りに完ピンの不活発な個体を見つけてスタンバイ。ちょうど薄日が射し始めたので、開きにくい本種とはいえ、LEDもあるし、美しい青い開翅に期待が膨らんだのだが、陽が射しても、傘を入れても、LEDを当てても2時間開かず、結局そのままフラフラと樹上に飛び去った。たぶん羽化直でまだ活動モードになってなかったんだろう。この日はウラクロが撮れたので、難敵開翅を2種もゲットなんてさすがに虫が良すぎるわな、と自分を納得させた。
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