ウラナミアカシジミ(2)
後翅が尾もろとも対称的にえぐり取られた鳥の襲撃の跡である。尾とその付け根にある黒点や目玉模様は頭部と紛らわしく見え、鳥をだます効果があると言われる。(1)を見ても尾部と頭部はそっくりである。何気ない模様や形も、痛手は負っても一度は致命傷を避ける工夫であることが理解できる。
 <<前へ           トップ           本種のリスト           次へ>>