ミヤマシジミ(32)
飛翔写真を撮っていると日が少し陰ってきた。止まったら葉を揺すっては飛ばし、また追いかけて撮るの繰り返し。まだ慣れない飛翔写真に夢中になるあまり、蝶がへばって飛べなくるまで、この自分の行為が蝶にとっては非常に辛いものだということに気付かなかった。幸い腕の汗を吸わせしばらく休ませてたら、また元気に飛んでくれた。「撮影の為に蝶を傷つけることをしてはいけない」という当たり前のことを教えてくれたこの蝶に詫びて撮影を終えた。
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