猫の救出(1)
シルビアを探しながら堰堤を歩いていたら、猫の鳴き声。切羽詰まったような声で塀際の真ん中の大きな茂み付近のようだ。
近寄ってみたら、深い用水路に2匹の子猫。それこそ猫の額のような砂地の陽だまりに身を寄せ合っている。大きな怪我はないようなので側溝から迷いこんだのだろうか?。ゴム長は車に積んでるのでのでロープさえあれば降りられるのだが、チョウの探索もあるし、登ってこれるのか?、猫が逃げないか?などの不安もよぎる。でも、どうせピーカンの昼下がり、チョウの撮影は夕方が本番だし、何よりも、こんなのを何もせずに放ったらかしたらずっと居心地が悪い。ダメなら仕方ないと割り切れるし、救出を試みることにした。
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