国外では朝鮮半島からユーラシア大陸の北部に広く分布するが日本では北海道日高山脈最南端のアポイ岳にのみ生息する稀少種。チャマダラセセリに似るが更に小さく、裏面の色合いや模様はかなり異なる。1973-74年、北大の学生サークルにより発見された当時は数も多く、アポイ岳周囲に幾つか生息地はあったが、生息環境であるお花畑が減少し、今ではアポイ岳中腹の狭い範囲でのみでしか見られなくなっている。