オオゴマシジミ(15)
この日は時期も天気もよく多数の個体が見られた。採集と違って撮影は「これだけ撮(採)れたからもういい」というものはないし、何よりもこんなよい日に最後まで蝶と戯れたいと気持ちが強かった。昼下がりは活発に飛んでいたが夕刻近くになったら盛んに吸蜜をし出した。活発な日を締めくくるディナーのごとく、一つの穂に3頭、4頭と連なるシーンが何度も繰り返された。こんな光景も、採集でなく観察を楽しんでいたから遭遇できたのだと思う。
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