ヤマキチョウ(13)
越冬明けのヤマキチョウは殆ど破損がなく、よく似たスジボソヤマキチョウがボロ切れのようになってしまうのとは対照的である。当然、精力旺盛、吸蜜もせず♀を求めて無人の枯れ野を延々と飛び続ける。休息の時間も短く敏感で、こんなシーンですら簡単には近寄れず長尺レンズが要る。本当は飛翔写真が絵になるのだが、私のウデではかすりもしなかったので、見たい方は本家のHP(翔写真館)を。そういえば作者の名言の「縦横無尽に飛び回っているところを切り取ってこそ飛翔写真」って春のヤマキに添えられた言葉だった。
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