タイワンツバメシジミ(5)
食草のシバハギで吸蜜する♂。蝶がススキの茂みの中に隠れるように生えるシバハギを好むので産卵や吸蜜の撮影は難しい。本種は幼虫で冬から夏を過ごし、成虫は秋の年一化という特異な周年経過だが、ススキの中に隠れて冬や暑い夏を乗り切っているらしい。したがってシバハギだけでなく、ススキとのセットが本種の生息環境には必要となる。本種の撮影は初めてで、これまであまり勉強していなかったが、このような興味深い生態も実際に生息環境や蝶の行動を見てよく実感できた。
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