1957年に愛媛の石鎚山系皿ヶ峰で世界で初めて発見され、その後中国山地、紀伊半島、長野・静岡県境、徳島・高知県境、最近では中国大陸にも生息が確認されているが、現在でも日本だけでなく世界的な珍種である。名の表す通り前翅翅表の「ベニモン」特徴だが、カラスシジミの仲間は通常静止時には翅を開かないのでそのベニモンを自然状態で捉えることは難かしい。