オガサワラセセリと同様に小笠原の固有種。ルリシジミの仲間で、裏の淡いブルー、表の青紫は何れも特徴的で、絶海の孤島に生きる稀少種にふさわしい出で立ちだ。多化発生の時期に合わせコブガシやオオバシマムラサキなどの樹木の花を食べる広食性。父島では絶滅しており、わずかに残った母島の山間部で環境整備も含めた保全が行われているが、私が来島した2016年はかなり少なく、安定した生息の持続や保全の方法も含めて途半ばの現状と思われた。
1:2016/4/11 東京都小笠原村母島 Eos80D:300mmIS ×2、2と同一個体 |
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2:2016/4/11 東京都小笠原村母島 Eos80D:300mmIS ×2、1と同一個体 |
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